貯蔵、太陽光、EV充電インフラなどにおけるDER(分散型エネルギー資源)導入により、同地域の企業は持続可能な目標を達成できるだろう – フロスト&サリバン調査

 

フロスト&サリバンのAPAC(アジア太平洋)地域の電力・エネルギー市場に関する最近の分析によると、今後5年から10年の間に、DER導入事業に参入する従来の公益事業および石油・ガス企業が増加すると予測されます。貯蔵、太陽光、EV充電インフラ、水素経済などへのDER導入は、エネルギーのネットゼロへの移行を加速させることが期待されます。ベトナム、韓国、日本、豪州など同地域の国々は、エネルギー移行への取り組みを始めており、再生可能エネルギー拡大へ向けた可能性が高まっています。これらの動向および電力需要が拡大するなか、発電容量に対する全体的な投資は、2021年の596.6億ドルから2030年には732.6億ドルに成長すると予測されます。

 

 

フロスト&サリバンのエネルギー&環境部門インダストリープリンシパル、ラジャリンガム・アリカーランパラヤム・チンナサミは、以下のように分析しています。

 

「石油関連企業は、再生可能エネルギー、DER、公益事業会社などとの提携や買収を通して、電力分野への参入を進めています。

 

発電容量の急速な拡大により、送配電ネットワークへの多額の投資が促進されるでしょう。エネルギーに関する新興技術のなかでは、日本、韓国、豪州は、水素がエネルギーのネットゼロへの移行を加速するために最も将来性のあるエネルギー資源であると考えています」。

 

 

同地域のエネルギー・電力市場への投資を検討している企業は、以下を通して成長機会を獲得できるでしょう:

 

  • DER加速のため、everything-as-a-service (XaaS)モデルを適用する:メーカーおよびソリューションプロバイダーは、データへのアクセスおよび収集、柔軟性、革新性を有した総合的なプランを開発する必要があります。
  • 市場におけるシナジー効果を高めるため、競合他社と提携する:グローバルメーカーにとって、現地で構成部品・要素の生産に特化した企業または現地で地位を確立したサプライヤーと協業することは、地域の公益事業および商業・産業セグメントへ参入するための考えられる手段です。
  • 電力ネットワークの弾力性および信頼性を強化するために、IoTを活用した発電およびグリッド機器を利用する:ソリューションプロバイダーは、デジタルシステムによるデータ生成を活用するため、顧客に対し総合的なプランと革新的なロードマップを立案する必要があります。

 

 

『Asia-Pacific Power and Energy Outlook, 2022 (APACの電力・エネルギー市場の見通し、2022年)』は、フロスト&サリバン、エネルギー&環境部門の最新の調査分析の一つで、Frost & Sullivan Leadership Councilを通して閲覧可能です。Frost & Sullivan Leadership Councilは、企業がこの不透明な未来で成功するための、継続した成長機会の流れを特定するためご支援します。

 

 

英語原文:”Transition to Net Zero Emissions Catalyzes Asia Pacific Utilities’ Adoption of Distributed Energy Resources”

 

 

 

【ご取材お問い合わせ】

広報マーケティング担当 三田

marketing.jp@frost.com

 

         

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