米国本社のもとグローバル市場調査とアドバイザリーを提供する、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社(東京都港区/代表取締役 山村浩/以下、フロスト&サリバン)は、「世界的な競争激化による、サブスクリプションビデオオンデマンド市場の成長(Subscription Video on Demand Market Growth is Driven by Global Competitive Offering)」に関する調査レポートを発表いたしました。

オリジナルコンテンツの作成が増加し、デジタルプラットフォームが拡大したことにより、世界のサブスクリプションビデオオンデマンド(SVOD)サービスの市場成長は加速しました。フロスト&サリバンの最近の調査分析、世界のSVODサービス市場によると、デジタルメディア消費の拡大が、スポーツ、映画、テレビ業界の企業に自身のプラットフォームを構築することを促し、消費者に配信動画およびSVODサービスのより多くの選択肢が提供されるようになりました。SVOD市場の規模は、2021年の873億ドルから2028年までに1514.9億ドルに成長し、年平均成長率は8.2%に達すると予測されます。

 

フロスト&サリバンICT部門のリサーチアナリスト、ララ・フォルリ-ノは、以下のように分析します。

「新型コロナの流行は、家庭向けエンタメ業界に独自の成長機会をもたらしました。さらに、ビデオ配信サービスの高まる需要により、急速に多くの企業が新たなSVODプラットフォームを構築しました。

人工知能(AI)、機械学習(ML)、仮想現実などの技術革新により空前の市場機会がもたらされ、顧客のSVODプラットフォームへの関わり方も変わろうとしています。この状況により、企業はユーザー体験の向上、配信サービスの質の向上、そして新たな収益の流れを獲得するために、最新のテクノロジーを活用しようとしています」。

 

SVOD市場の拡大により、以下を含む市場機会がもたらされるでしょう:

  • SVODプロバイダーは、仮想現実、拡張現実、複合現実などの新興技術を導入し、没入感およびインタラクティブ性を高めたストリーミング体験を提供することにより、若年層の関心を惹きつける。
  • ベンダーは、配信の質を向上させ、ビデオ著作権を侵害から保護するため、最新技術を活用する。
  • SVOD運用者は、コンテンツにアクセスするためにサービスを多様化し、無料広告入りサービスを含めた複数の価格オプションを提供する。
  • SVODプラットフォームは、解約率を低減し、新たなオーディエンスを惹きつけリーチを拡大するために、コンテンツを含め十分な投資を行う

 

世界のSVODサービスの成長機会は、フロスト&サリバンICT部門の最新の調査分析の一つで、Frost & Sullivan Leadership Councilを通して閲覧可能です。Frost & Sullivan Leadership Councilは、企業がこの不透明な未来で成功するための、継続した成長機会の流れを特定するためご支援します。

 

英語原文:Subscription Video on Demand Market Growth is Driven by Global Competitive Offering

 

日本語版編集:

新原徹也 / フロスト&サリバンAPAC ICT部門ディレクター

日本国内及びAPACの ICTとサイバーセキュリティ市場の調査において約15年の経験を有し、市場規模やトレンド、市場予測や競争環境に関する知見を有する。

 

 

【フロスト&サリバンについて(本社:米国)】

フロスト&サリバンは、60年以上に渡り、フォーチュン1,000社、行政機関、投資家に向け、持続可能な成長戦略の策定をご支援してきました。経済情勢の変化に即応すると共に、破壊的技術を見出し、新たなビジネスモデルを立案することで、将来の成功へと導く革新的な成長機会を創り出します。

 

【フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社】

設立:2014年1月

沿革:2009年3月 日本支社「フロスト&サリバン インターナショナル」設立

2014年1月 日本法人「フロスト&サリバン ジャパン株式会社」設立

代表者:山村浩(代表取締役)

所在地:〒107-6123 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル23階

URL: https://frost.co.jp/

 

【ご取材に関するお問い合わせ】

フロスト・アンド・サリバン株式会社PR事務局(SivanS株式会社内)担当:パニャク

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