米国に本社を置くビジネスコンサルティング企業、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社（所在地： 東京都港区、代表取締役：ロビン・ジョフィ）（以下、フロスト＆サリバン ジャパン）は、「APAC地域で導入を促進させる、業界にとらわれず様々な用途に活用できる5Gの能力」について調査レポートを発表いたしました。
フロスト＆サリバンの最近の分析、APACにおける5Gの成長機会によると、5Gは、デジタルトランスフォーメーションの実現、そしてアジア太平洋地域（APAC）の様々な業界のビジネスの成功のための重要な要素です。信頼性および低遅延性を向上させ、電力消費を最適化させることにより、企業が次世代の顧客体験を提供する支援ができる5Gの能力は、モバイルオペレーターに大きな成長機会をもたらすでしょう。5Gが同地域に徐々に導入され、政府の政策により支持されるなか、市場売上は2020年の21.3億ドルから2025年には139.0億ドル、その年平均成長率は45.5％に達すると見込まれます。
「エンタープライズおよび製造分野は、APACにおける5Gの成功に影響を与えるでしょう。モバイルオペレーターおよびその業界はエンタープライズ分野を拡大し開拓するために、見込みのある実行可能な使用例に焦点を当てる必要があります。4Gとは違い、5Gはモバイルオペレーターのみのものではありません」、フロスト＆サリバンICTリサーチ部門のアソシエイトディレクター、クァ・メイ・リーは言います。「急速に変化する顧客の嗜好も5Gの導入を後押しするでしょう。テクノロジーは、より期待に応える新たなビジネスモデルをもたらすために、イノベーションを引き起こすからです」。
クァは更に言います、「プライベート5Gネットワーク、ネットワークスライシング、B2B2Xのビジネスモデルなどの新しいコンセプトは、5Gの可能性を示し、APACにおける5Gソリューションの成長を促進します。利用可能な技術が整備されれば、産業界はより大きなイノベーション能力を獲得し、これまで不可能だった新しいビジネスモデルを生み出すことになるでしょう」。
デジタル環境が拡大するなか、5Gモバイルオペレーターは、以下により大きな成長機会を得られるでしょう：
• 顧客の要件を理解し、それに対応するためのネットワーク能力およびソリューションを構築する。
• 業界とのパートナーシップを強化し、実現可能なビジネスモデルや価格モデルを設計・導入し、エンド・ツー・エンドのソリューションを開発する。
• 技術を持った人材、適切なインフラ、望ましい政策など、投資エコシステムを構築するために政府の支持を得る。
• パートナーエコシステムの急速で大規模な変化に対応できるプラットフォームとオペレーションを確保する。
• アプリケーションプログラミングインターフェイスを介して、業界内で能力を共有できる体制を構築する。
APACにおける5Gの成長機会は、フロスト＆サリバンICT部門の最新の調査分析の一つで、Frost & Sullivan Leadership Councilを通して閲覧可能です。Frost & Sullivan Leadership Councilは、企業がこの不透明な未来で成功するための、継続した成長機会の流れを特定するためご支援します。
新原徹也 / フロスト＆サリバンAPAC ICT部門ディレクター
日本国内及びAPACの ICTとサイバーセキュリティ市場の調査において約15年の経験を有し、市場規模やトレンド、市場予測や競争環境に関する知見を有する。
【フロスト・アンド・サリバンについて】
フロスト・アンド・サリバンは独自のリサーチに基づいて企業のビジネスを成長に導くグローバルな知見を提供し、ビジネスの新たな成長機会の創出からイノベーションの実現までを支援する、リサーチとコンサルティング機能の両方を兼ね備えた企業のナレッジパートナー。世界40拠点以上のグローバルネットワークを軸に、世界80カ国ならびに300に及ぶ主要な全てのマーケットを網羅することで、メガトレンドや海外新興市場の台頭、テクノロジーの進化などのグローバルな変化に対応し、企業がグローバルなステージでビジネスを成功させるための360度の視点に基づいた知見を提供しています。
【フロスト・アンド・サリバンについて】
設立：2014年1月
沿革：2009年3月 日本支社「フロスト＆サリバン インターナショナル」設立
2014年1月 日本法人「フロスト＆サリバン ジャパン株式会社」設立
代表者：ロビン・ジョフィ（代表取締役）
所在地：〒107-6123 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル23階
URL: https://frost.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ】
フロスト・アンド・サリバン株式会社PR事務局（SivanS株式会社内）
担当：高谷
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