米国本社のもとグローバル市場調査とアドバイザリーを提供する、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社(東京都港区/代表取締役 山村浩/以下、フロスト&サリバン)は、
「AIの導入が新たなビジネスモデルを生み出し顧客の価値を向上させる(AI Adoption Generates New Business Models and Strengthens Customer Value)」に関する調査レポートを発表いたしました。
フロスト&サリバンの最近の調査分析によると、人工知能(AI)は、スタートアップおよびグローバルICT企業に新たな収益と成長機会をもたらします。あらゆる業界で、AI技術の導入は、革新的なビジネスモデルを生み、経営効率を向上させ、戦略的差別化につながります。企業はサステナブルな事業モデルを創出し、顧客の価値を向上させるために、デジタルトランスフォーメーションとAI導入を加速させました。
フロスト&サリバン、ICT部門のインダストリーアナリスト、ヘマンジ・パテルは以下のように分析します。
「大規模なAI導入には、継続的かつ長期的な計画を見据えた、倫理的で信頼できるフレームワークを構築することが必要になります。将来的に組織内で、AI開発からライフサイクル管理まで、AI技術を活用し倫理的なAIフレームワークを運用可能にするには、導入アプローチ、そしてどのようなビジネスに活用するのかを明確にし、テクノロジー関連のパートナーとの連携が不可欠です。
データに基づくビジネスモデルおよび機能的なアプリケーションのデジタル化により大量のデータが生み出されました。そのデータの価値を最大限活用するには、効果的な分析が必要です。そのため、今後3年間、企業はAI導入のために利用できるデータの準備を行い、革新的なAI技術を活用し、競争力を強化しサステナブルなビジネスモデルを構築すると予測されます」。
AI市場拡大による市場機会獲得を模索する市場関係者は、以下に取り組むべきでしょう:
- コンサルティングサービス企業と提携し、クライアントへのアドバイザリー機能を構築する。
- AI機能を組み込んだ、業界を横断した企業ソリューション、または業界に特化したソリューションを構築する。
- テクノロジーを効果的に利用するために、インフラを管理するプラットフォームおよびツールを開発し、顧客がエッジデータセンターの施設、ネットワーク、セキュリティを管理しやすくする。
- ユースケースに関連した分野の能力を構築する、または、必要な機能・能力を有するアドバイザリーサービスプロバイダーや業界関連企業と戦略的パートナーシップを結ぶ。
世界の人工知能の成長機会、はフロスト&サリバンICT部門の最新の調査分析の一つで、Frost & Sullivan Leadership Councilを通して閲覧可能です。Frost & Sullivan Leadership Councilは、企業がこの不透明な未来で成功するための、継続した成長機会の流れを特定するためご支援します。
英語原文:AI Adoption Generates New Business Models and Strengthens Customer Value
日本語版編集:
新原徹也 / フロスト&サリバンAPAC ICT部門ディレクター
日本及びAPACのICTとサイバーセキュリティ市場の調査において約15年の経験を有し、市場規模やトレンド、市場予測や競争環境に関する知見を国内で有する。
【フロスト&サリバンについて(本社:米国)】
フロスト&サリバンは、60年以上に渡り、フォーチュン1,000社、行政機関、投資家に向け、持続可能な成長戦略の策定をご支援してきました。経済情勢の変化に即応すると共に、破壊的技術を見出し、新たなビジネスモデルを立案することで、将来の成功へと導く革新的な成長機会を創り出します。
【フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社】
設立:2014年1月
沿革:2009年3月 日本支社「フロスト&サリバン インターナショナル」設立
2014年1月 日本法人「フロスト&サリバン ジャパン株式会社」設立
代表者:山村浩(代表取締役)
所在地:〒107-6123 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル23階
URL: https://frost.co.jp/
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広報マーケティング担当 三田